mashroom festival

きのこ祭り

リトアニアは、目下きのこの季節。今年は、雨が多い初夏で比較的冷夏だったためか、ポルチーニが豊作だそうです。リトアニアの南部、ズーキヤ地方は土地が痩せているももの、きのこの収穫に恵まれた地域で、昔からきのこはお金の代わりになるほどに価値のあるものだったそうです。首都のヴィリニュスから車で一時間強の小さな町、ヴァレナ(Varena)では、毎年9月にきのこ祭が開催されます。森の中の小さなお祭りですが、たくさんの人が集まり、大盛り上がり。メイルーナス前任リトアニア大使の大使夫人ガリナさんが何かにつけきのこ祭について話題にされるので、一度は行かなくてはと思い、出かけたのもかれこれ二年前のことです。馴染みの木製品屋さんからオーダー品を受け取るべく出店場所を聞いたところ、通りにきのこの名前をつけており「ポルチーニ通り**番」という調子。それを頼りに探したのですが、人だかりで通りの名前の札も碌に見えず、迷いに迷い、誰に聞いてもきのこの通り名など知る由もなく、やっとの思いで見つけました。あまり機能しない計画のようでしたが、そのこだわりは微笑ましいばかりです。きのこはもちろん、きのこの形をしたお祭定番の伝統のお菓子も山盛りに売られていました。なんでも地域ごとに分かれて、きのこ採り競争なるものも開催されるようです。

この時期は、街の市場でもオレンジ色のあんず茸を中心にきのこを買うことができます。ソテーにして、蒸したジャガイモといただくと、シンプルながら絶品。サワークリームを煮飛ばし、最後にディルをかけると香りもよく食欲が湧きます。ドライ・ポルチーニも香りがよく、しいたけと同じで、乾燥させることで出汁もよく出るそうです。秋の旅の最高のお土産になります。

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